活動実績
静岡チーム さおりママです!
この春、年長さんになりました末っ子くん。
先日、自分で貯めたおこづかいでプラレールを買うという
一大イベントがありました。
おもちゃ屋さんの駐車場からお店へ歩く道中、
末っ子くんはしみじみとこんなことを言います。
「ママー。ぼくさー、プラレールを買うことがずーっと夢だったんだよねー。」
5歳にして、何とも感慨深げな様子です。
始まりは、半年前のこんなやりとりでした。
「ママ、うちってさープラレールないよね?」
「そうだね。トミカはあるけどプラレールは持ってないね。」
「プラレール、買って?」
はい。幼児のあるある場面です(笑)。
おこづかい制にしていると、ここで登場するのが『魔法の言葉』ですよね!
魔法の言葉を使って話し合い、
「……そうだよね。じゃあ、おこづかいで自分で買って?」
と伝えると、
末っ子くんは、プラレールは「おこづかいで自分で買うもの」。
と納得したようです(だだこねをしないのがおこづかいのすごいところ)。
「……プラレールっていくらするんだろうね?」
自分で買うというスイッチが入ると、
自然と子どもの方からそんな疑問も出てきます。
そこで、おもちゃ屋さんに下見に行ってみることに。
『ベーシックセット』が2500円程度だということが分かりました。
しかし、プラレール車両は別売りというよくあるパターン(笑)。
怒る息子。
「はーーー!!電車は付いてないんかいっ!!」
車両も買おうと思うと、4000円は必要になりそうです。
さて。
親としてここで悩むのが、「大きなおこづかい」の扱いです。
我が家の場合、毎月のおこづかいは300円。
お菓子やガチャガチャなど普段の欲しいものは
基本的にこの中でやりくりしています。
じゃあ、毎月この300円を貯めさせて、4000円のプラレールに届くのか?
と考えると、さすがに酷だし、それは無理だろうと思いました。
何も買わずに毎月300円貯めたとしても、1年以上かかります。
たまにはとお菓子を買ったりすれば、目標はもっと遠のきます。
何よりおこづかいが楽しくないですよね。
では臨時おこづかいを含める方法はどうでしょうか。
たまに帰省すると、祖父母から子ども達に1000円ずつとか
おこづかいをくれたりします。いっそ、それも渡してしまおうか?
ここでも悩みます。
お姉ちゃんはともかく、5歳に数千円のおこづかいを
持たせるのは難しいんじゃないか?
何の制約もないまま持たせれば、その気になれば
大好きなアイスを毎日買うことだってできてしまいます。
そこで、我が家では最終的にこのような方法をとることにしました。
それは「プラレール専用のお金を貯めること」。
末っ子くんには、このように伝えることにしました。
・プラレールを買うには、1000円の紙のお金が4枚必要だということ。
・そのために、おじいちゃんおばあちゃんからもらうおこづかいを
プラレール専用のおこづかいにして貯めよう。
・いつもの300円とは別に、おこづかい帳の最後のページに
プラレール専用の欄を作って、ここに書くことにしよう。
・4000円が貯まったら、プラレールを買いに行こう。
そして、約束が1つ。
・おじいちゃんおばあちゃんに、自分から「おこづかいちょうだい」って言うのはダメ。
おねだりや催促は、ナシです!
おこづかいに正解はないので、我が家ももちろん、試し試しで進めていますが、
今回は「大きいお金は持たせるけど、普段のおこづかいには混ぜない。」という
条件を作ってやってみることにしたのです。
そうして貯め始めたのが半年前。わくわくしながら貯めていました。
わくわくと同時に、早くプラレールが欲しい!という気持ちを我慢した期間も、半年。
がんばりました。
そして、ついにGET。
首からピンクのひもで、お財布を提げているのが分かるでしょうか?
レジで、自分のお財布からお金を払って……というその時の様子は、長くなったので【後編】で
お伝えしたいと思います。
おこづかい帳には、このような感じで「プラレール用」というページを用意しました。
1つの事例として、参考になればうれしいです^^