おかねかるた

【と】図書館の本は、なんでタダで読めるの?

~よく分かる解説~

図書館(としょかん)にはたくさんの本があり、自由(じゆう)に読むことができます。
図書館にある本は、どうしてお金を払わなくても読めるのでしょうか?

じつは、「図書館法(としょうかんほう)」という法律(ほうりつ)で決められているのです。

第十七条  公立図書館(こうりつとしょかん)は、入館料(にゅうかんりょう)その他図書館資料(としょかんしりょう)の利用(りよう)に対するいかなる対価(たいか)をも徴収(ちょうしゅう)してはならない。

という条文(じょうぶん)があります。

少しむずかしい言い方をしていますが、図書館の利用に対してお金をもらってはいけません、という意味です。

なぜこのように決まっているのかというと、
「国民の知る権利(けんり)を保証(ほしょう)するため」や「国民の教育(きょういく)を受ける権利を保証するため」などの理由があります。

図書館利用者(りようしゃ)の権利を保証するために、無料(むりょう)になっているのですね。

お金を払わないのに、図書館の本はどうやって準備(じゅんび)しているのでしょうか?

図書館にかかる費用(ひよう)には税金(ぜいきん)が使われています。
みんなで払っている税金が、図書館の運営(うんえい)にも使われているので、図書館を無料で利用することができるのです。

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