~よく分かる解説~
為替(かわせ)という字は、むずかしい字を書きますが「かわせ」と読みます。
為替(かわせ)は、日本のお金と外国のお金を交換(こうかん)するときに、価値(かち)をくらべることを言います。
ニュースなどで、みんながよく見るのは、円とドルの交換(こうかん)ですね。
アメリカの「1ドル」が、日本の「なん円」と交換(こうかん)されているかをつたえています。
為替(かわせ)は、だれかが「今日は1ドル=なん円にします」と決めているのではありません。
円やドルなどの通貨(つうか:それぞれの国で使われているお金のこと)を売りたい人と買いたい人のバランスによって決まります。
物やサービスのねだんが決まるのと同じしくみなんですよ。
【もっと知りたい上級編】
例えば、ある日の為替相場(かわせそうば)が1ドル=100円だったとします。
別の日に1ドル=110円になったとしましょう。
日本から見ると、1ドルを買うために必要なお金が100円でよかったのに110円必要になってしまったので、
ドルの価値が上がったことになります。
この動きを「円安(えんやす)、ドル高」と言います。
反対に、1ドル=90円になったときは、1ドルを買うために100円必要だったのに90円で買えるようになったので、
円の価値が上がったことになります。
この動きを「円高(えんだか)、ドル安」と言います。
このように、為替相場(かわせそうば)の動きはどちらかが上がると反対が下がるので、シーソーの動きに似ているのです。
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