細田　淳美

〇家庭のお金

「家にはお金がない」

子供のころの記憶って曖昧ですが、このフレーズよく覚えています。
習い事・お祝い事・決して安くない私立の学費。

本当にお金が無かったのかあったのか不明ですが。笑
大きくなるにつれ、親なりに「お金は有限」という事を教えたかったのだろうと思います。

ですが、子供のころの私は「お金が無い」これを真に受けて
漠然とした不安を抱く事もありました。

その１つは、習い事。
子供の好奇心って強いんです。
「したい！」って思ったり興味が湧いた時！

「本当に続けられる？」「飽きっぽいからな～」

と言われると、「う～ん。」って悩んでしまいました。

「そんな事やってみなきゃわからない」という気持ちは心の奥にしまい。
「うちにはお金が無い」から、できれば諦めてほしいんでしょ。なんて思考に。
自分でお金を稼ぐようになるまでこの言葉はずっと頭の中にありました。

〇夫との出会い

お仕事先で転勤で来てた夫と出逢い、真面目で誠実で堅実な人柄に触れて
私の価値観は変わっていきました。

自分の事は自分でやる。
欲しいものは自分で手に入れる。

自分の人生にしっかり責任を持って真っ直ぐ立っている人でした。
若い頃からこうして生きてきたなんて、尊敬です。

〇子育ての日々

しばらくして子供が生まれました。

当たり前の日々が幸せだと感じると共に不安になってきました。

この子が大きくなった時、私達が当たり前のように生きているとも限らないこと。
お金も時間も有限だということ。

深く考える時間も気力もなく毎日が過ぎていきました。

子供と何して過ごそう、今日はどこへ行こう。明日は何しよう。
おやつは手作り、水筒持参で節約。

そして夫は多忙極めてるので土日関係なくワンオペ！！
毎日くたくたでした。笑

〇FPmamaと出会って

子供が少し大きくなり通園してる間に知人のFPさんにお金や生活の相談をしたんです。
そのFPさんを介してFPmamaのメンバーさんとも出逢いました。

親子の為のおこづかいセミナーの話を聞いたときに一気に視界が開けたのです。

私と同じように自分の事や子供や家族の将来に不安を抱えている人がいるんだ。
この出逢いと湧いた気持ちは私の使命だと思ったんです。

"親も子供も楽しく過ごせてお金の価値を考えるキッカケを与える事ができる"

"子育てをしてる人が少なからず抱えるであろう悩みを軽くできるかもしれない"

子供と過ごせる限りある時間は、大切で愛おしい。
この時間の一部に、親にとっても子供にとっても楽しみながら学びを得られるような体験をして過ごせたら。。
いつもと同じ毎日に、不安をワクワクに変えられるような時間を過ごせたら。。

その場を通して、普段話しづらい「お金のこと」に向き合えるキッカケを作りたい。
そして、子育てに関しても誰かと話せる場所を1つでも増やしたい。

どんどん湧き上がってくる感情。

これは、なんて素晴らしい活動だろうと思いました。

〇私が伝えたいこと

お金が有限であることや、怖いもののように話すのも、事実としては大切かもしれません。

しかし、自分の伝えた言葉が真意のまま子供に真っ直ぐ伝わっているかは分からないのです。
子供は親の為に言葉や態度を変えている事があるからです。

私が言いたいのは
伝え方や方法がある。という事です。

お金の価値観は人それぞれ。
親が感じる価値観と子供の感じる価値観は違う。

私たち親が生きているうちに大切な子供たちに出来る事の１つとして
"お金との付き合い方"を教える。

親や子供たちが、もっと安心してお金と付き合っていけるように。
私に出来る事でお役に立ちます。

もっともっと笑顔が増えますように。

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