講師紹介
名前 | 村川 唯華(むらかわ ゆいか) |
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活動拠点 | 主に長崎県
依頼があれば、福岡、佐賀、熊本、宮崎可能です! |
主な資格 | FP3級
介護福祉士 幼稚園教諭 |
◎幼少期、おばあちゃん子だったことが人を助ける仕事に就くきっかけに
自分の幼少期を振り返ると「おばあちゃん子だった」という記憶が思い出されます。大好きだったおばあちゃん。しかし、おばあちゃんは認知症になり、幻覚・幻聴といった症状が生活に影響するようになりました。家族がおばあちゃんを介護する様子を見て、子どもながらに「私も助けてあげたい!」と強く思ったことを覚えています。
この出来事がきっかけで、私は小学3年生という早い時期から「夢は介護福祉士」と心に決めていました。迷いはなかったので、最短で介護福祉士の資格が取れる高校に進学し、実務経験なし・17歳最短で介護福祉士になることができました。その後は福祉を究めようと大学に進学し、保育士・幼稚園教諭の資格も取得しました。
◎介護の道へ進むも、現場での経験と出産がきっかけとなり新しい夢が生まれる
卒業後は、グループホームに2年、病院のリハビリ病棟に介護リーダーとして8年と、介護福祉士として10年間働きます。その後、子どもが生まれましたが、夜勤や急な呼び出しがある介護リーダーを責任を持って続けていくことは難しいと感じ、一旦区切りをつけました。
介護福祉士で働いているなか、私が何度も見てきた問題があります。それは「お金」の問題です。
お金が無いため希望する施設に入所できない、という方に何人も出会いました。病院のリハビリ病棟では、家族がいて家に戻れる人は家に戻るために、施設に入る人は入って生活ができるように、ということを目標にリハビリを行います。ですが、いざリハビリ病棟を出て介護施設へ、というときになり、例えば若い頃に年金を掛けておらず、年金が月2万円程度で身寄りがないという場合、生活保護や公的保障に頼らないといけなくなってしまいます。生活保護となると入居の条件等がある施設があり、本人が景色の良い介護施設を希望しても選べないかも?という状況になるのです。
そういった状況を目の当たりにして、せっかく今まで一生懸命に頑張ってこられた方々なのに「老後のお金が無いことで選択肢がなくなる」という現実が、あまりに残酷で助けてあげられないものかと思いました。
"皆さんいつかは通る介護の道、もっと若いときに出会えていたら「今からお金を貯めましょう」と言ってあげられたのに"
また、私自身にも子どもが生まれ 子どもの将来を考えたとき、現代のような難しいキャッシュレス社会でも上手にお金を使えるように、お金のことをきちんと教えてあげたいとも思いました。
このような気持ちから、私は子どもが1歳になる頃、保険業界へ転職しました。
◎保険を通じてお客さまの人生を伴走したい
私が保険の仕事を始めると言ったとき、家族は「あなたには無理だよ」と心配しました。なぜなら、私が人見知りな性格で、初対面の人と話すのが苦手なことを知っていたからです。
そんな自分だったので、私は保険の営業のときも、いきなり保険の話はしませんでした。私自身が、いきなり保険の話をされるのは嫌だと思っていたからです。お客さまとは他愛もない話を何度か重ねるうちに自分の人柄を知ってもらえて、保険のことも相談してくれるようになりました。
保険の仕事を始めてすぐの頃は、「私が間違えてしまったらお客さまの人生に関わる!」という責任感の重圧で、設計図を作りながらよく泣いていました。そして「知識を付けなきゃ」と猛勉強をしました。
自分のお客さんになってくれた人は絶対守ろう。
自分を信じて加入してくれた人には、絶対幸せになってほしい。
変な保険には入ってほしくない。
お客さまの人生に長く関わる仕事だからこそ、責任を持って伴走したいという気持ちは今もずっと変わりません。
◎これからやりたいこと
これからやりたいことはたくさんありますが、子育て世代には児童手当などを上手に積み立てていく方法をお伝えして、子どもの未来に備えるお手伝いがしたいです。FPmamaのコンテンツである「なりきりお弁当屋さん」「おかねかるた」などを使った親子向けのセミナーも、たくさん開催していきたいと思っています。
また、介護業界の知識もあるので、介護施設を回ってお金のことを考えるセミナーも開催していく予定です。私と出会った人がみんな幸せになってほしい!という気持ちで、これからもたくさんの人の力になれるようがんばります!