金銭感覚は、世代や性別によって全く異なります。
金銭感覚の違いを理由に離婚してしまう夫婦もいますが、なかなか同じ金銭感覚でいるということは難しいのかもしれません。親の金銭感覚は子供のお小遣いにも影響してきますので、しっかりと知識を蓄えることが大切です。
では、お金の事情を世代別に見ていきましょう。
20代の女性
20歳~24歳という年齢は「質より量」を求める傾向があり、安くて量の多いものを好んで購入するようです。
また、遊びにお金を使うことが多いため、日々の生活費を節約して努力している方も多数いらっしゃいます。中には、将来の結婚資金としてきちんと計画しながら貯金をしている方もいるようです。
遊びに夢中だけど、結婚にも興味があるというのが20代女性の特徴なのではないでしょうか。
30代の女性
30代は子育てをしながら働く女性が多く、子供の教育費を考えて節約しながら貯金をしている方が多くいらっしゃいます。
また、出産と同時に学資保険を検討するなど、子供のために目標に向かってスタートをし始める年代です。
30代の独身女性が男性に求めるのは、「安定した生活」だと耳にします。
高価なプレゼントや高級車を求めるのではなく、仕事をきちんとしていて安定した生活を送れる人を求める傾向があるようです。
40代の女性
総務省の家計調査によると、40代が一番教育費にお金がかかる時期にあたることが多いようです。
子どもの高校進学や大学進学を迎えるにあたり、入学金や学費を含めさまざま準備金が必要となります。 進学にむけての塾や予備校費用などもかかりますし、部活などで活躍している場合は遠征費など、学費とは別の支出が増えるのがこの時期です。そのためパートなどで働きはじめる主婦の方も増えます。
一方、独身女性はバブル時代の流れにより住まいやインテリア、洋服など少し値の張る趣味やオシャレにお金を使う傾向があります。